キルンバーナ（TMPバーナ）

  1. 低品位燃料が使用可能
  2. 各種リサイクル資源が使用可能
  3. 高効率燃焼を維持した低NOx運転

地球にやさしいキルンバーナ

セメント産業においては低品位燃料やリサイクル資源による燃焼が増加しており焼成物（クリンカ）の品質を維持し、排ガスの低NOx化が図られるキルンバーナーのニーズが高まり、開発が望まれていました。

太平洋セメント株式会社と弊社は共同で本課題に取り組み、多機能低NOｘキルンバーナーとしてTMPバーナーをユーザの立場で開発し実用化しました。

※TMPバーナ：Taiheiyo Multi Purpose Burner

カタログ(PDF)はこちら

特徴

  1. 低品位燃料が使用可能

    燃料費を削減する為の安価な無煙炭やオイルコークス等を主燃料に使用することが可能です。

  2. 各種リサイクル資源が使用可能

    廃プラスチック、廃油等のリサイクル資源を使用することで、燃料費の削減を図ることが可能です。

  3. 高効率燃焼を維持した低NOx運転が可能

    バーナーフレーム内の適切なNOx還元領域を形成、及び１次空気量の低減を可能にしたことにより、低NOx運転が可能です。

性能

※NOxレベルは、燃料の品種及び使用割合によって変動します。
※補助燃料として使用可能なリサイクル資源：廃プラスチック、廃油、廃畳、廃木材、他

キルンバーナーフレーム比較

キルンバーナーフレーム概念

基本フロー

適用例

  • セメントクリンカ焼成用ロータリーキルン
  • 石灰窯
  • その他のロータリーキルン

納入実績

セメント製造設備関連
廃棄物利用関連（セメント原燃料化）
セメント物流関連
鉱業・資源関連
粉粒体関連
環境・リサイクル関連