従来篩い分けが困難とされてきた処理物、例えば粘土、湿分のある鉄鉱石、表土まじりの山砂利等を篩い分けるために考案されたNon-Blinding(目詰り無し)振動篩です。
本機の篩網は縦線のみの丸棒又は平鋼で形成されており、1本おきに組になった2組の篩網を重ねて一平面の篩網をつくっており、内、外枠はそれぞれ180°の位相をずらせて交互に回転運動を行う独特の構造をもっております。
外枠と内枠はそれぞれ別個に数個のコイルスプリングにより支持され、互いにバランスされて回転運動を行うので外部に伝わる振動はほとんどありません。また、起動トルクが小さいという特徴も有します。